美術茶論

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ライブギャラリーBe.Too
第86回ベスト10発表

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2004年11月15日〜12月05日

ぺっこり夢 2004/11/15〜2004/12/05投票順位 

順位
作品ナンバー
作品名
会員名
レイティング
展示数
選出数
1
0299-0059-01
 『DeathPlay』 〜ギロチンごっこ〜
 adrenaline
11.0
9
6
2
0199-0026-04
 おかあさんあそぼ?  蕭 雪華
7.9
42
8
3
0199-0006-23
 Flora  Giorgio de Cama
7.5
4
4
4
0099-0009-83
 いつもの木  日南田 淳子
7.3
5
2
5
0099-0005-32
 子ねこ物語 夜の時間  入山 さとし
7.0
8
6
6
0099-0033-01
 竜の子たろう  はっとり みどり
6.6
3
2
7
0299-0036-56
 HANA-2 風に舞う  北野 玲
6.5
6
2
8
0199-0021-69
 モモンガ教会のクリスマス  荒木 陽子
6.3
1
1
9
0299-0062-02
 Indicolite (インディゴライト)  Ryu Takeuchi
6.2
4
3
10
0299-0001-11
 フモフモさん ニコラ  ATELIER TOYOKO
6.1
1
1

●○全体の動向○●


ギャラリー入れ替え前日、5日の日曜日は朝まで強風の嵐が続いたと思ったら、午前中は快晴で何と24度まで気温が上がり、それはもう小春日和と言うよりも小夏日和とでも言いたくなる観測史上初の異常気象でした。
前回「今年は気候や自然現象でもいろいろなことが続きました。」と書きましたが、過去形で表現するには早すぎたようです。
小夏日和は関東地方だけだったようですが、地球の温暖化は現実の形で現れています

社会でも政治でも、目の前に現実が展開されているのに、何とそれから目をそらす人たちの多いことか。
今年も後1回の入れ替えで来年が始まろうとしています。
そろそろ、先を見るようにしたいものです。

今回の投票では、男女比は1:2と今までになく男性の比率が増えていました。
逆に若い女性層が少し後退して、ゼネラルイメージ目前の夜舟さんの「さよなら」が珍しくベスト10から外れるなど、いつもと違う動きも出ているようです

「歳時記ニャーミィ」は、年間ベスト10入りの記録を後1回にまで伸ばしています。
新作を中心に、これだけの記録を作ると言うことは、本当にすごいことです。
あと少し、サポーターの方もがんばってください。


●○個別作品の印象○●

ベスト10も大きな変動は少なくなってきました。そこで前回からベスト10に入らなかった作品や、
展示は残らなかったけど、記憶に残った作品を「SHINJO作品」として紹介することにしました。 


サポーターのコメント:女性<
●少女 ●青年 ●成年 ●熟年 >: 男性< ◆少年 ◆青年 ◆成年 ◆熟年

1位
adrenalineさんの「『DeathPlay』 〜ギロチンごっこ〜」が、今回も1位となりました
支持層の広がりも定着してきたようで、投票される方も落ち着き、新しく投票される方は少なくなってきました。
今のイメージの定着とともに、新しい方向性の模索も含め、課題も見えてきたようです。
これからが楽しみですね。
●光と陰の描き方が上手いです。 素材がリアルに描かれています。 可愛くてダークで新鮮で目立ちます。
●今回もまた投票ですだぁ

2位
蕭さんの「おかあさんあそぼ?」が、2位と躍進を続けています。
少数派のイヌ絵画ならではの、愛犬派の支持が目立っているようです

やはり自分で育てたことのある方には、共通に感じるところがあるのでしょう。
●子犬の愛らしさがとてもよく描かれています

3位
Giorgioさんの「Flora」も、今回は順位を上げて3位となりました。
カリグラフィー作品は、季節に合わせたカードを精力的に作っているようなので、これも「歳時記」作品の中に含まれるのかも知れません

いろいろな技法にも挑戦しているので、ニャーミィや温泉猫とともに季節を飾ってくれると良いですね。
●いつもありがとうございます!←作者からひとこと

4位
日南田さんのちょろぴは「いつもの木」4位を保っています。
今年はちょろぴも大忙しで、サポーターの方がちょろぴの曲でCDを作られ、ちょろぴ展が各地で開かれるなど大活躍でした。
日南田さんも年末は大忙しの中、ちょろぴ新作を制作中。来年に向かって始動し始めています。

●ちょろぴ、かばえ〜!
●ひなたさん風邪ひかないでばんばれ

5位
入山さんの「子ねこ物語 夜の時間」が、今回は5位となりました。
とても静かだけど、存在感のあるひととき

さっきまで騒いでいた子猫が、急に静かになって窓から外をのぞいている。
思わず、子猫が何を感じて何を考えているのか?飼い主が知りたくなる瞬間ですね。
バウリンガルやニャウリンガルを買ってしまう気持ちも、わからなくはないのですが...。
●ふわふわ。

6位
はっとりさんの竜の子たろう」が、ベスト10に6位で戻ってきました。
この作品の支持層は、子供とお母さんが中心のようです。
日本昔話のように、親子で楽しんでいるのかも知れませんね。
はっとりさんは絵本作家としてもデビューしている造形作家ですが、ストーリーのあるもの、感じられるものが得意なので、これを機会にこのお話しの新作絵本に挑戦されたらいかがでしょうか。
◆たろうがんばれ

7位
北野さんのHANA-2風に舞う」」が、今回は7位となりました。やはり今回も男性層が強いようです。
ゼネラルイメージ目前の「幻想メリーゴーランド-3」は、今回も20位と回転が遅くなっていますが、サポーターの方は続けて応援していただいているので、また戻ってくることでしょう。
年末になると女性の方は忙しいのでしょうか。投票の全体の動向が北野さんの2つの作品の動きにも反映されているようです。
◆大人の色気が感じられていいと思う。

8位
今回の荒木さんの歳時記ニャーミィは、一足お先のモモンガ教会のクリスマス」が8位に入りました。
年間ベスト10入りの記録は目の前です。
頑張り屋で知られている荒木さんですが、サポーターの方たちもそれは良く分かってらっしゃるようですので、力を合わせてがんばってください。

●おままごとみたいな、可愛いミサですね。思わず笑みが洩れてしまいます。床や壁の木の暖かさがすてきでした。
●ニャーミィちゃん以外の子にも名前があるのですか?あったら教えてください。

9位
Ryuさんの「Indicolite (インディゴライト)」は、今回は9位でした。
涼しげな青の作品ですが、冬に向かって安定した動きを見せています

反対に鮮やかな赤が印象的な「SPINEL(スピネル)」は少々失速気味で、2〜3年前までの傾向では作品と季節は大きく結びついていたのですが、最近はそのような関係は薄くなってきました。これも温暖化の影響でしょうか?
新しく展示された「フローライト」も、色の鮮やかさにひかれる作品ですが、ちょっと出足が悪く25位からのスタートです。
どれも魅力のある作品ですので、いろいろな傾向が揃えばサポーターも広がることでしょう。
●色が綺麗です。

10位
ATELIER TOYOKOさんのフモフモさんがフモフモさん ニコラ」で、9位に入りました。
ぬいぐるみとしてはキディランド等で人気があるフモフモさんですが、イラストとしてはまだそれ程知られていません。
ネットでも熱心なフモラー達がサイトをたてていますが、今のところ謎につつまれているキャラクターです。

Be.Tooでは異色のキャラクターですが、来年はいろいろな商品に展開されブレイクしそうです。
●フモフモさんみっけ!
●どういうお話しなのかしりたいです。

11〜20位

11位「明日へ、しゅっぱーつ!」日南田さん:--来年はどこまで行けるか?ちょろぴの明日が早く来ますように。
12位「さよなら」夜舟さん:--今回はちょっと元気がありませんでした。

13位「アジサイ」高野さん:--着実に伸びています。
14位「 顔のある風景 3人のいる「箱」」佐藤さん:--「箱」シリーズ、ちょっとひと休みでしょうか。
15位「お馬さんにのって」なおねこさん:--がんばっています。
16位「『DeathPlay』 〜毒盛りごっこ〜adrenalineさん:--こちらの方が新規男性票が多いようです。
●個性的で可愛い・・・・斬新です
◆新作のお出ましですね!毎回気に入ってます★
17位「アクアールドシリーズ All Hallow's Even
TAKAさん:--ちょっと足踏みしているようですね。
18位「CHIMAIRA キマイラ」蘭星さん:--男性層の支持が目立ちます
19位「それなぁに」蕭さん:--どうも、食べ物が気になっている様子です。
20位「幻想メリーゴーランド」北野さん:--やはり女性層が強い作品です。
●やっぱりいつみても笑顔に戻れる作品です。これからも素敵な絵を見せてください。


応援メッセージ
20位までに入らなかった作品への書き込み紹介です
「円または輪と称せられしもの、若干の追補。」木内 忍さん
●不思議な魅力があり、大好きです。

SHINJO作品10
記録より記憶に残る〜新庄の言葉から〜心情的作品紹介
0299-0056-12「円または輪と称せられしもの、若干の追補。」木内 忍さん
木内さんの作品は大きく分けると「かわいらしいもの」と「情念」のふたつの傾向があるようです。
「かわいらしいもの」は、「どきどき」のようにキャラクターを意識しているのが感じられますが、「情念」の作品は自分の中にある世界を表現しようとしているのが伝わってきます。
今回の応援メッセージには「不思議な魅力」と表現されています。確かにそれは単純に表現できるものではなさそうです。
「情念」の作品は、良く描き込まれており、ネットの小さな画面では見ることができないものも含まれているような気がします。
一度、現物を見てみたい。投票された方にはそんな思いもされたのではないでしょうか。
全体にメルヘン調の作品が多い中で「ハナノツバサビト」のように絵画的な作品も見られます。
また「かわいらしいもの」の中にも「情念」的な表現が見られる「鳥の守妖精と ヨロコビドリの幼鳥」のような作品もあり、木内さん自身がまだまだ自分の作品を広げている途中であることが分かります。
自分の作品が整理され目指すものが明確になれば、「不思議な魅力」と言うだけでなく別の言葉が加わってくることでしょう。
タイトルの付け方は、作者の思いと迷いが一番出やすいもの。長いタイトルは、一言で言い表せない作者の迷いが感じられます。
「ハナノツバサビト」はそう言った「情念」の作品の中では分かりやすく、思いも伝わってくる感じがしました

Be.Tooの中で何を発見し、どのように成長してゆくのかが、非常に楽しみな作家だと思います。

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