美術茶論

click!network:
ライブギャラリーBe.Too
第75回ベスト10発表

click!net
2004年03月29日〜04月18日

ぺっこり夢 2004/03/29〜2004/04/18投票順位 

順位
作品ナンバー
作品名
会員名
レイティング
展示数
選出数
1
0099-0037-29
 フラワー
 高野 洋実
15.9
26
11
2
0099-0009-68
 はじめまして  日南田 淳子
13.7
11
8
3
0199-0021-61
 sakura dance  荒木 陽子
11.3
1
1
4
0299-0001-06
 フモフモさん みんなで食事  ATELIER TOYOKO
10.2
1
1
5
0099-0009-69
 空があおいね・・・  日南田 淳子
9.6
9
6
6
0299-0026-11
 沈める睡り  夜舟
8.5
20
9
7
0199-0016-08
 なあに  なおねこ
8.1
25
9
8
0099-0027-08
 アクアールドシリーズCoral Snow  TAKA
7.3
5
4
9
0199-0006-18
 あたたかいお心遣いをありがとう  Giorgio de Cama
7.2
1
1
10
0299-0036-26
 幻想メリーゴーランド3  北野 玲
7.1
9
2

●○全体の動向○●


イラクの人質事件は、少し景気が持ち直してきたのではと言う期待感を萎ませて、先の見えない不安感に引き戻してくれました。
5人全員が無事解放されて、また国内は自分たちだけの日常に戻ろうとしています。

東京では桜の開花が一番乗りでしたが、その後寒さが戻ったおかげで、お花見は4月にすることができたようです。

春はあっという間に広がり、庭にはたくさんの花が咲いています
一昨年植えた庭の梅が、3つ実を付けてくれました。完全自家製梅干しの実現に一歩近づきました。
四葉のクローバーも見つけたし、今年は良いことがあるのでしょうか。

最近またウィルスに汚染されたメールが頻繁に届くようになりました
テロや戦争が起きた後は、ネットの中も騒々しくなります。日常の中にいても、世界の変化と無縁ではいられません。

ギャラリーの投票も社会の変化と繋がっています。今回の投票は少しいつもと違った傾向が見られました。
投票の男女比は1:4と、男性層が大幅に落ちて女性層が増加しています

初展示で高い集票が見られる作品が数点ありました。
上位と下位のレイティングの開きが大きくなり、通常ではベスト10に入るレイティングでもベスト10から落ちる作品も見につきます。
これが一時的な揺らぎなのか、新しい動きなのかはまだ分かりません。
分からないからこそ、未来は期待できるのでしょう。




●○個別作品の印象○●

高野さんの「フラワー」が、1位でゼネラルイメージになりました。
最後の展示になる今回、サポーターの方々の熱意が実り、トップで常設展示へ移ることになりました。
26回の展示期間でしたから、1年半の間このギャラリーで展示されてきたことになります
約3割の作品が一回の展示で入れ替わることを思えば、展示され続けること自体大変な評価だと言えるでしょう。
今回はサポーターの方たちが最後の投票と言うことで、力を合わせてくれたのだと思います。
いつの間にか、たくさんの方々に応援してもらえるようになったと言うことが、高野さんのこれかも大きな力になることでしょう。
お茶でもいかが?」も20位になりました。

北海道も、そろそろ春が始まろうとしているとおもいます。これからも頑張ってください。

日南田さんの「はじめまして」は、今回2位となりました。
空があおいね・・・」が5位に、「夏のおひるね」は12位に入りました。
ちょろぴのサポーターの方々は、いつも応援してくれていますが、今回は男性の応援が低調のようです。
これは全般的な傾向ですので、4月の始めで仕事に忙しいからだと思います。
少し体調を崩されたようですが、絵本に向けた作品は着々と進んでいるとのこと。楽しみですね。

荒木さんのニャーミィは、今回も新作の
sakura dance」が3位になりました。
ニャーミィの作品は、歳時記のようにリアルタイムで季節を表現しているものが多く、そのテーマ性から長期間の展示にはむかないものもありますが、生きの良い新鮮さが目立つのでしょう。
今回はこの作品に集中して、他の作品はベスト20には入りませんでしたが、ニャーミィへの評価は確実に定着しているようです。
さて、つぎはニャーミィはどんな体験をするのでしょうか?

4位にはATELIER TOYOKOさんの「フモフモさん みんなで食事」が、初展示で大勢の得票をいただいてベスト10入りを果たしました。
フモフモさんは、ちょろぴのぬいぐるみを生み出した株式会社シナダの「ぬいぐるみキャラクター」で、キディランドなどで大変人気を博しています。
デザイン部門のATELIER TOYOKOさんにはスタッフが数名開発にあたっていますが、イラストとしてキャラクターを表現してゆくのは、これからの課題です。
ぬいぐるみ以外の商品の展開を考えるとき、イラストなどのビジュアルが大きな力になるので、フモフモさんのサポーターの方々とその方向性を探りながら、絵本なども生まれてくるかも知れませんね。
謎につつまれたフモフモさんの実態も、これから明らかになってくることでしょう。

夜舟さんの「沈める睡り」は、今回6位になりました。
他の作品では「さよなら」が15位になっています。前回に続き、年齢層の広がりが見えてきました。
女性が中心なのは変わりませんが、年齢層の高い層にも支持層が広がっているように思われます。
この作品も次回は、いよいよゼネラルイメージにノミネートされそうです

次回の動きに期待いたしましょう。

なおねこさんの「なあに」も、前回と同じく7位となりました。
この作品も、夜舟さんの「
沈める睡り」と同じように次回が期待されます
作者のなおねこさんは、赤ちゃんが産まれててんてこ舞いのようですが、なおねこもこのままスクスクと育ってくれると良いですね

最近はclick!networkでは、ベビーブームのようです。
早い人はそろそろ作家活動を始めているようですが、無理をしないでその他意見を次の作品へ活かしていただきたいと思います。

TAKA
さんの「アクアールドシリーズ Coral Snow」が、今回も8位となりました。
まだまだ公私ともどもの忙しさが続いているようですが、アクアードシリーズは奥が深い世界観を持っているので、実を言うとこちらも早く次を見てみたいと思っています

早く自由に活動できるようになると良いですね


Giorgioさんの「あたたかいお心遣いをありがとう」が、初登場で9位となりました。
その他の作品では「サロメ」が18位となっています。
Giorgioさんの表現は、色と線へのこだわりにありました。
それがギフトカードの作品では、リボンや小物などの「物」との組み合わせへと広がっています。
多彩な表現もまた、ひとつひとつ大切に作りたいと言う、手作りへの拘りから来るひとつの流れなのかも知れませんね。

北野さんの「幻想メリーゴーランド3」が、10位になりました。
北野さんの表現は幅広く、支持者も多岐に渡っているのが特徴です。
幾つかのシリーズ毎に、サポーターの傾向ははっきりしていおり、「幻想メリーゴーランド」シリーズでは女性層が中心で、「90度ファンタジー」シリーズは男性層と明確に分かれているのが分かります。
それはどうやら、心の内面がテーマになっているものと、意外性や驚きが先にくるものとの違いにもあるようです。

イラストレーションがデザインであることを、しっかり把握されているからこそ、そのような使い分けも可能なのだと思います。

今回は13位までレイティングが接戦していました。初展示で票を大きく集めた作品が出てきたことで、ベスト10に入れませんでしたが、最終的にはサポーターの方々の力が継続するかどうかで結果でてしまいます。

今までも、初回だけ高い得票がありながら消えていった作品は数え切れません。
本当にその作品や作家を支持し続けてくれるサポーターとの出会いこそ、描いている人間にとって支えになるものはありません。
これからも、たくさんの良き出会いがありますように。

ベスト10外では、11位「心に残る風景 晩秋のひと休み」佐藤さん、12位「夏のおひるね」日南田さん、13位「おかあさんあそぼ?」蕭さん、14位「トラック」須藤さん、15位「さよなら」夜舟さん、16位「うかれはしゃいで」JAMさん、17位「晴天風景 Big Monster」IFさん、18位「サロメ」Giorgioさん、19位「フェナキトスコープ」大工房さん、20位「お茶でもいかが?」高野さんとなりました。

以上でした。


 ■作品及びclick!networkへのお問い合わせは、こちら
 
▲先頭に戻る