サーバーは、5月8日に回線工事を行い、1メガも出ないISDNから100メガの光ケーブルになりました。
これでギャラリーの閲覧も、Tooの社内にあるサーバーと同じ速度で見ることができるようになったのですが、回線が光ケーブルになったらF1のように超高速になると思いきや、市販のスポーツカー程度といった感じです。
Bフレッツのニューファミリーと言うのは、5〜6軒でWANを構成しているため、みんなが使っている時は50〜30メガ程度になるとのこと。
100メガはベストエフォート（条件が良ければの理論値）だから、100メガが保証されているのではないそうで、これはADSLも同じだそうですが、期待が大きかったのでちょっと拍子抜けしました。
でも早いことは早いし、10ベースのLANと比べれば100メガ程度のデータなら数分でアップ/ダウンできるので、快適なことは快適です。

回線切り替えのセッティングは、サーバーに関しては問題なく終わりました。
ところが、OSが古いものはNTTの接続マニュアルでは、OSのバージョンをあげないと設定できないとあり、そうするとそのOSでないと動かないソフトが使えなくなってしまいます。
結局マニュアルを無視して手動で何とか接続したので、OSX10.2、10.1、OS9.2、9.1、8.1、7.6、漢字トーク6.1まで、MacのOS勢揃いの仕事場です。
おかげで先週まで、部屋の模様替えで大変でした。

今回は回線工事などが、万一うまく行かなかったときの事を考えて、いつもより1週間長く展示しました。
それが影響したのか、投票での男女比は1：2と、いつものより男性層が多くなっているようです。

また、一段とサポーターの活躍が目立つようになってきて、作家の方を支えてくれる人の広がりがはっきりしてきたようです。
一度か二度程度なら投票していただけても、これを続けてくださると言うことは、作家にとって本当に有り難いことですね。
ただ投票するだけでなく、毎回コメントを書き込んでくださる方も少なくありません。
これをどう作家の方たちに伝えて行くか、これもこれからの課題です。
課題ばっかりで、大丈夫でしょうか？

Giorgioさんの「揚羽のパヴァーヌ」が、前回の開楽さんに続き、ゼネラルイメージに入ました。
ちょっと元気がなかった日南田さんの「今年もよろしく」は、サポーターの巻き返しで、今回は大きく票を伸ばして1位になっています。
このまま行けば、次回は続けてゼネラルイメージが生まれることになるでしょう。

前回ベスト１０から外れた、日南田さんの「今年もよろしく」が、他を大きく引き離して1位になりました。
商品化にともない、公式サイトも立ち上がって、盛り上がっていましたが、ぬいぐるみに話題が集中して、投票がおろそかになったようです。
男女を越えて幅広い年齢層の方々が、投票してくださいました。これからも、応援を続けていただけばと思います。
日南田さんもそれに応えるべく、たいへんがんばっているので、新作もよろしくお願いいたします。

Giorgioさんの「揚羽のパヴァーヌ」が2位となり、ゼネラルイメージとなりました。
Giorgioさんは、これで3番目のゼネラルイメージですが、最初の「カナリア」と比べると、絵の密度が随分変わってきているのがわかります。
初めの頃はコンピューターで描くことに抵抗があり、手で確認しながら描いて行きたいと話していました。
現在は積極的にパソコンを使い始めています。
とは言え、まだ画材としてこなすところまで行っていないためか、なかなか思うように行かないようで、新作はもう少し時間がかかるとのこと。サポーターの方々は、次を楽しみにしてお待ちください。

木村さんの「花のある風景　うず」は、順位をあげて3位となりました。
今回も年齢層の高い男性層の支持が目立ちました。写真の場合は、イラストより男性層の支持が多いようです。
Be.Tooの移転で、一時、サポーターの方々が新しいお店に来られませんでしたが、どうやら新しいサポーターの方々が定着してきたのでしょう。
この作品も、近いうちにゼネラルイメージに選ばれそうですね。

宇多川さんの「やわらかな時間」は、今回は4位です。
初登場の後、続けてベスト10に入るのは、けっこう大変ですが、宇多川さんもサポーターの方々が早くも揃い始めているようなので、今後の動きに注目したいと思います。
ネコのキンタの活躍も、これから益々磨きがかけられそうなので、サポーターの皆さんもしっかり応援してあげてください。

夜舟さんの「言葉にできない」が、今回5位となりました。
夜舟さんの作品は、どれも「言葉にできない」秘められた想いが込められていて、若い女性層のサポーターから大きな共感を呼んでいます。
日本ならでは、女性ならではの、繊細な感性の煌めきは、海外でも充分通用するものだと思います。
作品も明確な方向性が見えてきたようなので、サポーターの方々も応援のし甲斐がありますね。

北野さんの「ものおもい」が、初登場で6位に、「幻想メリーゴーランド」が7位となりました。
「ものおもい」は色鉛筆画、「幻想メリーゴーランド」はCGと画材は違いますが、どの作品も優しさが感じられます。
何を描きたいのかはっきりしているので、サポーターの方々も迷いがないのでしょう。
まだ2回の展示ですが、しっかりとサポーターの方々がついているようなので、ここから何が生まれるか楽しみです。

TAKAさんの「アクア−ルド・シリーズ　BUBBLE BALLOONS」が今回も8位になりました。
この作品は、レンティキュラーレンズによる3Dプリントにすると、透明感のある幻想的な奥行きが広がり、たいへんインパクトがあるのですが、Webではそれが伝えられません。
3Dの画像は、右眼と左眼用の画像があれば、多少のこつはいりますが裸眼でも見ることができます。
近いうちに....、いつか特集で組んで見たいと思います。
何時？と聞かれても困ってしまいますが、気長に温かい目で見守っていただければ...、たぶん...。

JAMさんの「うかれはしゃいで」が9位です。
JAMさんのネコ達も、ネコ好きにはたまらないツボを抑えているので、サポーターが定着しているようです。
みんな悪気の無い無邪気な顔をしていますね。
だいたい動物には悪気というものはないのではないでしょうか。
悪気はないのだろうけど、畑をトイレ代わりに使ったり、チューリップの球根をほじくり出すのはやめてもらいたい。
近所のネコ達の話ですけど。

松岡さんの「エゾリスb06」が10位になりました。
このエゾリスのポーズを見ていると、人間くさいと言うか、本当は人間と動物達は、そんなに変わらない存在なのだと言う感じがします。
学問的には動物を擬人化するのは良くないとのことですが、受けとめる側、見る側の人間は、大抵自分を基準として理解するのですから、それぞれの感じ方で良いと思います。

以前から動物をモチーフとした作品は多かったのですが、最近は時代を反映してか特に増えてきたような気がします。
コーギー（犬）の雷庵を描いている蕭さんも、犬だけでなくネコやウサギの作品をアップしました。
新規展示でも赤崎さんがロップイヤー（ウサギ）を描いています。
見ていて心が暖まるもの、休まるもの、癒されるものが必要とされているのでしょうね。

ベスト１０外では、１１位「D公園にて」開楽さん、１２位「顔のある風景/ニコリンネ」佐藤さん、１３位「落ち葉」日南田さん、１４位「さよなら」夜舟さん、１５位「おかあさんあそぼ？」蕭さん、１６位「フラワー」高野さん、１７位「ロボット」NORAさん、１８位「お兄ちゃんの入学式」佐藤さん、１９位「サッカーくたびれた」蕭さん、２０位「なあに」なおねこさんとなりました。

以上でした。